2026/10/06 19:33

基本情報
・巣内湿度レベル:4/5「湿潤」
・最小の働きアリ:約3mm
・最大個体(女王):約16mm
・最大コロニー規模:推定20,000〜30,000匹
・飼育設備への損傷性:[確認待ち]
・食性:種子+動物性タンパク質
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1.女王のみ〜初期コロニー
試験管セパレーターv2:◎ 推奨

初期の飼育には、試験管セパレーターv2が向きます。給水量を外から確認でき、少ないスペースでコロニーの状態を見られます。
巣の湿度を保ちながら、種子を貯蔵する場所まで水浸しにしないようにします。女王のみの時期から飲水できる場所を用意しておくと安心です。
働きアリが生まれたら、種子と肉餌を与えられるエサ場を用意します。給水器や通気部など、細目メッシュを選べる対応製品は細目メッシュ仕様を使用してください。
試験管セパレーターv2を見る
次の巣へ移る目安
匹数だけでなく、アリ・幼虫・持ち帰った種子で巣内がどの程度埋まっているかを見て判断します。巣が狭くなったら、広い巣への引っ越しや増設を検討してください。
大きな働きアリが増えても、最小の働きアリが通れる隙間を基準に設備を選びます。大きな個体の観察だけで、小型個体への対策を省かないようにします。
2.働きアリが増えた後の巣選び
観察性・給水状態の分かりやすさ重視:箱型

箱型の湿潤種向けは○ 使用可です。縦方向に巣室が広がり、アリが種子を運ぶ様子などを横から観察できます。
箱型【大】B-Hkdには、巣・エサ場・外付け給水器を細目メッシュに変更するオプションがあり、バルバルスクロナガアリもその対象として案内されています。対応する各部を細目メッシュ仕様にそろえてください。
最適湿度は4のため、湿潤環境を基本とし、より乾燥した領域も使える状態にします。種子の貯蔵場所が濡れ続けていないか確認しながら管理します。
B-Hkd一台で、推定20,000〜30,000匹の成熟コロニーを終生飼育できるという意味ではありません。増設はチューブ接続となり、巣・エサ場・配管を置く面積も必要になります。
箱型【大】(B-Hkd)スターターセットを見る
小型のMdk-Bを検討する場合は、女王が通る通路・接続ホースに加え、必要なメッシュ対策ができるかを確認してください。箱型という商品群の適合だけで、標準セット全体の適合を保証するものではありません。
箱型(Mdk-B)スターターセットの仕様を見る
増設性・省スペース重視:横置きリンクスv2

横置きリンクスv2は△ 条件付きです。タワー化やユニット増設ができますが、バルバルスクロナガアリには次の二つの対策が必要です。
・最小働きアリが約3mmのため、連結部内部にチューブを入れる
・対応する巣・エサ場・給水器などを細目メッシュ仕様にする
連結部内部のチューブは小型個体の隙間対策、細目メッシュはメッシュの穴開けや通過への対策です。一方を行えば、もう一方が不要になるわけではありません。
チューブレスで使用できる種類としては案内していません。ユニットを追加したときも、新しい接続部とメッシュの仕様を確認してください。
横置きリンクスv2 スターターセットを見る
コロニーが大きくなったら、タワータイプ・高層タワータイプも選択肢になります。いずれも細目メッシュなどの条件を満たして使用します。
横置きリンクスv2 タワータイプを見る
横置きリンクスv2 高層タワータイプを見る
シンプルな構成で観察したい場合:平型石膏巣

平型石膏巣は○ 使用可です。上から観察しやすく、価格を抑えて始めたい場合にも選べます。
石膏内部の含水量は外から分かりにくいため、加水量に注意します。アリが使う場所と種子の貯蔵場所を見て、濡れた種子や傷んだ餌が残らないようにしてください。
基本的には1シーズン程度を目安に交換する消耗品として扱います。増設はチューブ接続となるため、大規模化すると巣と配管を置く面積が必要です。接続するエサ場や給水器についても、損傷・脱走への対策を確認します。
平型石膏巣 スターターセットを見る
3.その他の用品
木製巣・木製タワー、大型種レイアウトシリーズ、大型石膏巣フレームは非推奨です。
本種には小さな働きアリもいるため、大型個体が収まるという理由だけで大型種向けの用品を選ばないでください。使用できる巣を組み合わせ、必要な仕様変更を続けられる構成にします。
4.エサ場を選ぶ
細目メッシュ対応を確認する
横置きリンクスv2のシングルエサ場タイプを使う場合は、細目メッシュ仕様を選び、連結部内部にもチューブを使用します。巣本体だけでなく、エサ場側まで同じ条件でそろえてください。
横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプを見る
ラウンド3Dプリントタイプなど別方式のエサ場を使う場合も、通気部・メッシュ・継手の仕様を確認します。標準仕様のまま使えることを前提に選ばないでください。
エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)の仕様を見る
種子、肉餌、飲水を置く場所を分け、食べ残しや種子の殻を回収しやすい配置にします。
5.餌
種子と生き餌を用意する
バルバルスクロナガアリには、種子と生き餌を組み合わせて与えます。種子だけを置いて終わりにせず、コロニーの成長と消費量を見ながら給餌してください。
種(エサ用)5gパックを見る
幼虫の成長期には動物性タンパク質が必要です。基本は生き餌を推奨します。
生餌・エサ虫から選ぶ
生き餌を使用できない場合は、粉末タンパク餌を代替として選べます。
粉末餌から選ぶ
スイーツパウダーproは補助として
蜜餌も補助として使用できます。種子と動物性タンパク質を用意したうえで、食べる量に合わせて少量ずつ与えます。
スイーツパウダーpro 約10gを見る
6.飲み水
巣を湿らせる水と、アリが直接飲む水は分けて考えます。試験管や石膏巣で加湿していても、飲水できる場所を用意してください。
外付け給水器
外付け給水器は細目メッシュ仕様を選びます。5ccタイプで通常使用でき、補水頻度を下げたい場合には30ccタイプも選べます。
ラウンドエサ場へ自在継手で分岐接続する方法もありますが、エサ場・継手・給水器を含めて本種の損傷・脱走対策を満たす構成にしてください。
自在継手v2|M16シリーズを見る
外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプを見る
外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプを見る
設置型給水器を検討する場合
設置型5cc給水器には、目安3mm以下の小型個体が内部に入る場合があるとの注意があります。本種の最小の働きアリは約3mmなので、大きな働きアリだけを見て安全と判断しないでください。
蜜餌は必要量だけ与え、大量に入れて長期間放置しないでください。水の常設と蜜餌の管理は分けて行います。
バルバルスクロナガアリの飼育方法を詳しく知りたい方へ
温度管理や越冬など、用品選び以外の詳しい飼育方法は「ありぐら」で確認できます。
バルバルスクロナガアリの飼育方法|ありぐら
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