2026/10/06 19:32

基本情報
・巣内湿度レベル:3/5「普通」
・最小の働きアリ:約5mm
・最大個体(女王):約14mm
・最大コロニー規模:推定3,000〜10,000匹程度
・飼育設備への損傷性:[確認待ち]
・食性:糖質+動物性タンパク質
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1.女王のみ〜少数の働きアリの初期飼育
試験管セパレーターv2:◎ 推奨
女王だけの創設期から、働きアリが少ない初期コロニーに向きます。最初から大きな巣を用意せず、コロニーに合う空間から飼育を始められます。
乾燥に強い種類ですが、加湿できる環境は必要です。試験管の貯水部を使って湿度勾配を作り、湿った側にも乾いた側にも移動できるようにします。全体を常に濡れた状態にする管理は避けます。
働きアリが生まれたらエサ場を用意し、糖質と動物性タンパク質を与えます。巣を頻繁に開けずに餌を交換できるようにしておきます。
試験管セパレーターv2を見る
次の巣へ移る目安
匹数だけでなく、アリ・幼虫・繭による巣内の埋まり具合で判断します。飼育空間が手狭になってきたら、広い巣への引っ越しや増設を検討してください。
2.働きアリが増えた後の巣選び
増設性、縦型の観察、価格のうち、重視したいことに合わせて巣を選べます。横置きリンクスv2と箱型は◎ 推奨、平型石膏巣は○ 使用可です。
大規模化・増設重視:横置きリンクスv2(◎ 推奨)

コハクオオアリに◎ 推奨の巣です。将来の大規模化まで考えて、巣とエサ場を少しずつ増やしたい場合の中心になります。
・巣とエサ場を同じ規格で連結できる
・タワータイプで床面積を抑えながら巣室を増やせる
・コロニーの成長に合わせて構成を変更できる
・チューブによる配管を増やさずに拡張できる
最小の働きアリは約5mmで、当店の4mm以上という基準を満たすため、チューブレスで連結できます。湿度勾配を作りながら、コロニーの成長に合わせて巣室を増やせます。
一つの巣で最大コロニー規模を収容するものではありません。巣内の混み具合を見ながらユニットを追加してください。
横置きリンクスv2 スターターセットを見る
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縦型の観察を楽しむ:箱型・乾燥種向け(◎ 推奨)

縦方向に巣室が広がり、アリの巣らしい見た目を正面から観察できます。貯水量や給水状態が外から分かりやすく、給水の判断をしやすいことも利点です。
コハクオオアリの最適な巣内湿度レベルは3のため、箱型は乾燥種向けを選びます。加湿は必要なので、水分を補いながら乾いた領域も確保します。乾燥種向けを選ぶことと、無加水で管理することは同じではありません。
・Mdk-B:「乾燥種向けフタ」を選択
・B-Hkd:上部プラグに「ステンレスフィルター(乾燥種向け)」を選択
巣が手狭になったら、別の巣をチューブで接続して増設します。増設数が多くなるほど巣・エサ場・配管が別々に増えるため、大規模化では横置きリンクスv2の方が構成をまとめやすくなります。
箱型(Mdk-B)スターターセットを見る
箱型【大】(B-Hkd)スターターセットを見る
価格重視:平型石膏巣(○ 使用可)

平型石膏巣は○ 使用可です。価格を抑えて始めたい場合の選択肢で、上から巣内を観察しやすい構造です。加水の状態が外から分かりにくいため、管理方法を確認して選んでください。
石膏内部にどれだけ水分が残っているかは外から分かりにくく、基本的には1シーズン程度を目安に交換する消耗品として扱います。
別の巣をチューブで接続して増設できますが、大規模化すると巣と配管が増えます。将来の大規模飼育まで考える場合は、横置きリンクスv2の増設性も比較してください。
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3.その他の対応用品
大型種レイアウトシリーズ:○ 使用可
床材・石・植物などを配置し、エサ場の景観を楽しみたい場合の選択肢です。
体長4mm以上という使用基準を満たすため利用できます。ただし、このシリーズは大型ハリアリなど数十〜数百匹規模を主対象としており、数千匹規模に増えるコハクオオアリの主系統には向きません。大規模化では横置きリンクスv2を中心に増設します。
大型種レイアウトシリーズを見る
木製巣・木製タワーと大型石膏巣フレームは、コハクオオアリには非推奨です。乾燥への耐性があることだけで木製巣を選ばず、湿度レベル3に合う設備を用意します。
4.エサ場を選ぶ
横置きリンクスv2を使う場合
シングルエサ場タイプをチューブレスで連結できます。巣と同じ規格で揃え、必要に応じてエサ場も増設できる構成です。
横置きリンクスv2 シングルエサ場タイプを見る
試験管セパレーター・箱型・平型石膏巣などを使う場合
ラウンド3Dプリントタイプを使用できます。巣とエサ場をチューブで接続し、給餌や飲み水の管理をエサ場側で行います。
エサ場(ラウンド3Dプリントタイプ)を見る
5.餌
コハクオオアリは蜜餌をよく利用します。糖質と動物性タンパク質の両方を用意し、コロニーの食べる量に合わせて与えてください。
糖質
スイーツパウダーproなどの蜜餌を、必要な量だけ与えます。
スイーツパウダーpro 約10gを見る
動物性タンパク質
幼虫の成長期には動物性タンパク質が必要です。基本は生き餌を推奨します。
生餌・エサ虫から選ぶ
生き餌を使用できない場合は、粉末タンパク餌で代用できます。
粉末餌から選ぶ
6.飲み水
巣を湿らせるための給水と、アリが直接飲む水は分けて考えます。石膏巣を使う場合も、エサ場側に飲み水を用意してください。
外付け給水器
外付け5ccタイプで通常使用できます。横置きリンクスv2スターターセットの標準外付け給水器も5ccタイプです。
補水の頻度を下げたい場合は30ccタイプを選べます。5ccでは不足するという意味ではなく、補水間隔を長くしたい場合の選択肢です。
外付け給蜜器v2・給水器 5ccタイプを見る
外付け給蜜器v2・給水器 30ccタイプを見る
ラウンドエサ場でも、自在継手を使って分岐させれば外付け給水器を接続できます。
自在継手v2|M16シリーズを見る
設置型給水器
エサ場内に設置型給水器を置く方法もあります。外付け式を接続しない構成では、こちらを選べます。
あり巣式 給蜜器|給水器|5ccタイプを見る
蜜餌は大量に常設しない
給水器は水の常設に使えますが、蜜餌は必要量だけ与えます。大容量の容器いっぱいに入れ、長期間そのままにする使い方は避けてください。
コハクオオアリの飼育方法を詳しく知りたい方へ
このページでは用品の選び方を紹介しています。生態、温度管理、越冬などの詳しい飼育方法は「ありぐら」で確認できます。
コハクオオアリの飼育方法|ありぐら
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